トピックス

2024.04.15

標準仕様書改定案が審査委員会で承認されました

 本研究会は、「WPSC001 水道情報活用システム 基本仕様書 Ed.1.2」の改定要求書(CR)を水道情報活用システム標準仕様審査委員会(以下、「審査委員会」と言います)へ2024年3月14日付で申請いたしました。

審査委員会において、2024年3月14日開催の令和5年度 第2回水道情報活用システム標準仕様審査委員会にて審議の結果、承認され、2024年3月22日付で本研究会に通知がなされました。水道情報活用システム標準仕様審査委員会審査結果へのリンク

対  象:WPSC001 水道情報活用システム 基本仕様書 Ed.1.2

改訂概要:水道情報活用システムにデータ蓄積する際に定義されている「データ項目区分コード」について、

  1. アセットマネジメント SIG のミクロマネジメント分科会で整理した水道施設台帳の整備項目案の項目を追加しました。
  2. 料金・会計システム SIG でデータ移行・データ利活用の観点から再検討を行いました。

改訂の経緯:

  1. アセットマネジメント SIG では、各水道事業者様から保有する台帳項目を提供いただき、ご協力いただいた水道事業者様が現在管理している項目ならびに水道情報活用システムの基礎データ項目を踏まえ、水道施設台帳のデータ項目案を整理いたしました。
    その際、研究会会員以外の水道事業者様等からもご意見を広く募ることで、より良い内容へ改訂をしていって欲しいとの協力水道事業者様からのご意向もあり、研究会ホームページで一般公開させていただき、いくつかのご意見をいただき現在の形に至っております。
    また、公開期間中、整備した台帳項目の利活用策として水道施設台帳整備における業務オペレーション案の検討を実施し、こちらの検討・取り纏めも完了したことから、今回の改定要求に至っております。
  2. 料金・会計システム SIG では、前回標準仕様書の改訂を行いましたが、SIG メンバーより一部追加意見が出たため、大きな内容変更ではございませんが、再整理を行ったため、再度、改定要求を行わせていただくものです。今改訂によって、より実務に即したデータ蓄積が可能となり、更なる標準データの利活用が期待されます。

今般の通知を受けまして、「WPSC001 水道情報活用システム 基本仕様書 Ed.1.3」を本ホームページの「標準仕様書(最新版)の公表」ページに掲載いたしました。